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失敗は、結果が出ないことではなく「やらなかった」こと。





こんにちは。竹中です。




…これ。




あ、私って孫泰蔵だった?っていうくらい長年抱えてきたたくさんのギモンを共有できてうれしい。




帯を見て、「そうなのそうなの、」と思ったら読んでみてもいいかも。






失敗したら恥ずかしい。

結果が出せなかったらみっともない。


だから、やらない。

だから、人には言わない。





…何を気にしているのでしょう。



結局は「人の目」。


なぜって、笑われたくないから。陰口を言われたら傷つくから。






私たちはただ、好きなことややりたいことを楽しみたいだけなのに。






かけ足が遅くても走るのが好きな人、

シュートが下手でもボール遊びが好きな人、

音痴でも歌が好きな人、




ただ好きなだけなのに、



上手くないとやっちゃいけないような空気感。

上手くないと試合には出られない。

上手くないとみんなに見せるのが恥ずかしい。



学校に行かなければ「勉強した」とはいえない。

資格がないと信用はつかない。




「楽しむ」ことより「上手くなる」ことが重視されている…。


今って、そういう世の中ですよね。





ただ楽しんで続けていても、10年くらい経ったらそれなりに上手くなってるかもしれないし、



それよりなにより、好きなことがある、楽しいことがあるってだけでとてもステキなのに。






私はヨガの資格は一つも持っていません。



急に「先生」という立場を与えられてほぼ10年、ひたすら練習しながら自分が落とし込んだことだけを生徒さんたちと共有してきました。




未だにヨガの資格は何にも持っていませんが、足りないと感じたことはないし、逆に自分が先生を選ぶときも資格より"何を教えてくれるか"で選んでいます。



10年前、オーナーの千葉から話をいただいたあの時、「ちゃんと勉強してからやります」なんて言わず、すぐこの仕事を始めてよかったと本当に思います。




だって、


私は練習してもしても全然どこにも到達しないし、


まだまだずっと深めていきたいから。


課題はどんどん細かくなって増えていく。。。




10年経った今でもそんな状態なのに、いつになったら「ちゃんと勉強した」なんて思えるでしょうか。





それよりも、


この10年でしてきた経験や、出会った人たちとの交流は何モノにも代えがたい宝です。




少し前、いつもお世話になってる美容師さんとお話してたとき、


「最近の若い子たちって、技術がなくてもいいなって思ったものを(SNSに)バンバンあげてくる」って言っていて、


「へー、なんかいいな」って思いました。




私たち世代って、「ちゃんとできないとやっちゃダメ」って感じしません?




実際には、仕事をしながら、学びながら、遊びながら上達することは不可能ではありません。



なぜって、私はそうやってここまできたから。





この10年、仕事もプライベートも区別せず、全部が私の人生の一部だと捉えてやってきました。


違う価値観との擦り合わせもがんばってきました。


それがとっても楽しかった。





自分が望む世界を生きたいと思ったら、


飛び込んで初めてスタートラインに立つことになります。




マニュアルもないし誰からも強制されないから、自由度が高い一方で空中分解もしやすい。



はじめは、自律や自制がテーマになるし、ゴールもあるようなないような不安定な日々を過ごしていくことになります。



それなりにエネルギーを使います。

(そんなときヨガで養われる集中力なんかはすごく役立ってくれますよ。)




でも、始めなければずっと始まらないし、ウジウジしてるとあっという間に2、30年経ってしまいます。





希望や願望を長年うやむやにしていると、未消化の欲求が少しずつ自分の中に溜まっていきます。



それを放置しているうちに、なんとなく「私ってなにもできない」「私っていつもあきらめてる」という感覚がつきまとうようになります。



そしてまた踏み出せない。



自ら負のループを作ってしまいがちです。


そこで貴重なエネルギーを消耗してしまうんですね。だからまたやる気がなくなっていく…。





失敗は、結果が出ないことではなく「やらなかったこと」。




やりたくないことや意味を感じないことをする必要はありません。人のマネをしたり世間に合わせることは最も無意味です。




「やりたくないことはやらない」というと、「でもやるべきことや、やらなきゃいけないこともある」と思いますよね。



でも、その「やるべきこと」って、本当にやるべきことですか?



背負った義務は果たすべきだと私も思いますが、



本当の「やるべきこと」から逃げるためのもっともらしい言いわけになっていないか、それを精査する必要はあると思います。



そして、望む世界で生きていくことと、自分の義務を果たすことを混同してはいけません。



なぜならそれは、両立できるように一人ひとりカスタマイズされているはずだから。





ちょっとまとまらなかったけれど、



必要のない"がんばり"を捨てることができたら、もっと自分の人生に集中できるかな、と思って書いてみました⭐︎




それでは今週も良き日々を♪

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