こんにちは。竹中です。
箱を潰されヨレヨレになりながら、インドから到着した歯磨き粉。
グリーンの日の丸はベジタリアンマークで、インドではとても一般的です。
ヒンドゥー教はベジタリアンです。
50ルピーなんですね。あっちで買えば100円しない…。
さてー、
「ヨガは体が柔らかい人のもの」って、いったい誰が決めたのでしょう。
私はヨガを始める前は立って前屈しても床に手がつきませんでした。
それでも10年以上続けています。
「体が硬い人はヨガはできません」と言うヨガの先生も見たことはありません。
なぜって、
ヨガの目的はそういうことじゃないからです。
きっと、
"ヨガは体が柔らかくないとできない"って思ってしまうのは、
SNSなどで素晴らしいポーズをとっているスタイルの良い人たちを見たりしているからなのかな、などと想像します。
ちょっと話はズレますが、
私が初めてインドに行くとき、たくさんの周りの人たちに「大丈夫なの?」と言われました。
当時、なぜか北インドでの外国人レイプ事件が頻繁に日本のテレビで放送されていたため、多分みんな心配してくれたのだと思います。
まだ行ってないので大丈夫かどうかはわからなかったけれど、
私は南インドだったし、買い物とか食事とか、普通のことをしている分には大丈夫でした。(当たり前だけど)
それよりも、みんな親切で街中でも私たち日本人を見張っていて(?)、迷子になりそうになると「連れはあっちだ」と教えてくれたりして笑。
とっても楽しい2週間でした。
この世界って、
行ってみないと、やってみないとわからないことだらけなんですよね。
イメージだけで決めてしまうのは、もったいなさすぎると思うのです。
話をヨガに戻しますが、
じゃあ体が柔らかい人がやれば満足なのかといえばそうでもないみたいで、
開脚しながら退屈そうにあくびをしている人を時々見かけます。(別にいいんですけどね笑)
私は、ヨガを10年やっても「私ってやわらかい」と思うことはほとんどなくて、すぐ筋肉痛になるし、硬さが戻ってくるのが早いなぁ…、と感じています。
これはもう体質かな、と諦めています。
それでもちょっとした時、
「あ、今転ばないで済んだのヨガのおかげかも」とか、
「頭痛とか肩こりとか腰痛とかしなくなったなぁ…」とか、
そんなことに気がつくと嬉しくなります。
生活の質が上がったな、と思うのです。
とはいえ、
目標を持ってヨガを楽しむことは素晴らしいことなので、ご要望があれば私は応援します。
やっぱり開脚とか、逆立ちとか、できたらうれしいですもんね。
私も目標いっぱいありますから。
でも、
もっと自分の心や体と仲良くなるためにヨガを使ってもいいんです。
呼吸に耳を傾け、些細な変化を敏感に感じ取り、自分との絆を深めるのも素晴らしいですよ。
体が柔らかい人のためのもの、
ポーズを見せびらかすためのもの、
ヨガがそういうものになってしまっているなら、
とても残念です。
いったい誰に向けて書いているのか自分でもよくわかりませんが笑、
皆さんの周りに「私は体硬いからヨガはできないんだ」とナゾのロジックを使っている人がいたら、ぜひ教えてあげてください。
それでは、9月もよろしくお願いします⭐︎
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