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執筆者の写真darsanayoga

メガネと三ツ編み

更新日:2021年8月7日



こんにちは。竹中です。




不要なものを手放すときはまず、


それが「不要」だと気付かなければなりません。



目に見えるものならまだいいのですが、


考え方や習慣となるとカタチがないので、


判断に迷いますよね。




自分のことはわからないけど、

他人のことはみんなすごくよくわかっています。


人のクセや習慣を見て、

「あの人って、なんでいつもああなの?」

と思ったことはありますか?


その理由を「承認欲求?」なんて、それっぽく片付けたところでイライラモヤモヤが消えるわけでもないし、相手を理解することもできません。



私はこれまでの経験で、それってこういうことじゃない?と思ったことがあります。



たとえば、


幼い頃、ピンチに直面したり恐怖を感じた時、

小さかった自分が必死に考えて自分を守ろうとした結果、成功すると、


次から似たようなシチュエーション下で反応がパターン化してしまうことがあります。


「こういうときはこうすれば大丈夫」と。



それをあまりにも無意識だと、大人になってもまだやっていたりします。



大人になればそんなのピンチでも恐怖でもないし、


すでにずっと前からもっと別のやり方でいくらでも対処できるようになっていたのに。




とっくの昔に必要なくなっていたことを、


当の本人だけがいつまでも気が付かず延々とやり続けていたりすることがあるのです。



ついでに、私のエピソードもお話します。



私は強度近視で、高校一年生の春から39歳まで24年間、ほぼ毎日寝る時間以外はずっとコンタクトレンズを着けていました。


しかし、スマホも普及したこの時代、

40歳を前に毎日フルタイムでコンタクトレンズを装着し続けるのはさすがにキツくなってきて、



朝起きると目が拘縮して筋肉痛のように痛くてパッと開かないし、


サングラスがないと眩しくて車も運転できないし、


強い日光に当たるとその日の夜は必ず頭痛を起こすようになってしまいました。



このままでは私の目は最後までもたないかもしれない…。と本気の危険を感じて、



もうメガネにするしかないかな、と仕方なく覚悟を決めました。



でも、ふと「何でそんなにメガネが嫌なのかな」と思いました。


世の中にはメガネの人、いっぱいいるのに…。



それで考えてみました。



私が子供の頃の強度近視のメガネといえば、

レンズがかなり分厚くて、重いし、見た目も悪くなるし、部活のジャマになるし、絶対につけなくなかった。


黒板がよく見えないと勉強についていけないかもしれない。(そんなに勉強してないくせに)


モテなくなる。(別にそれまでもモテてないけど)

そしたら結婚できないかも。(結局今もしてない)


まだ今みたいにメガネをかけている人が多くなかったのもあり、「メガネ!」とか、からかわれるかもしれない。



なんかいろいろな理由を思い出してきました。

若い時ってこういうことで本気で悩みませんでしたか?



結局、試しに眼鏡市場に行ってみたら、



今のメガネって、レンズは薄くて軽いし、

鼻に引っ掛けるところはシリコンで痛くないし滑らないし、(若い時ほど皮脂も出ない。)


なんといってもそこまでヨガのジャマにもならない。(少しジャマなときもありますね。うつ伏せとか。)



それに、


もう受験勉強もしないし、


メガネがモテや結婚のジャマになるならそんな相手は選ばない方がいいと思うし、


メガネかけてる人すごくたくさんいるし、



私にとってメガネは、実はもうずーーーっと前からなんの障害でもなかったってことに気がつきました。



かえって、


昼寝したくなったらすぐ外せるし、

もうコンタクトレンズを毎晩洗わなくていいし、

目をホコリから守ってくれるので目ヤニが減ったし、

前より顔が優しくなったと言ってくれる人もいるし、


何より、


朝起きたとき目が痛くないのと、

運転が全然眩しくなくなったのと、

もちろん頭痛も今はほとんど起きないので、


すっごく快適になりました。



もうメガネをかけている人からしたら、

「なにそれ?大げさ」って思いますか?



でも、昔一度でも強く思い込んでしまったことがその人の「常識」として深く根を張ってしまうと、


もう簡単には「不要」なことに気付けなくなってしまうこともあったりするんです。



やめてみて初めて「なーんだ!」と思いましたよ、私は。



実はもう一つ、メガネにした理由があります。

それはヨガの練習に関することで、長くなりそうなのでまた別の機会にお話します。


最後に、最近の私はヨガやトレーニングをするときは三ツ編みです。おさげ。


中学生みたいだな、どうしようかな、としばらく躊躇しましたが、(というか今どき中学生でもやってないし…)


おさげはどの姿勢も邪魔することなく練習に集中できます。


見た目は"子どもおばさん"ですが、

練習中にいちいち髪を解いたり縛ったりしなくていいので、かなり練習に没頭できます。


(正直、「先生、三ツ編みかわいい」とか「あら、アユミさん三ツ編み似合うわね」なんて言われると、みんなの優しさが嬉しい反面、非常に複雑な気持ちにもなりますが…。)


でも、ベネフィットが大きいので、更にいい方法がみつかるまではこのまま三ツ編みでいこうと思います。



というわけで、


みなさんにも「もう有効じゃないのになんとなくずっとやっていたこと」ってありますか?


または、「えー、そんなのやらない」と思っていたけどやってみたらすごく良かったことなど。



何かあったら教えてくださいね⭐︎ (どうやって?)


それでは引き続き良き日々をお過ごしください♪



八重咲きのアナベル'ヘイズスターバースト'


去年までろくに手入れもせずひょろひょろにしてしまったので、特等席に植え替えたらこんなに豪華に咲いてくれました。


ありがとう。

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