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執筆者の写真darsanayoga

また戻る。




こんばんは。竹中です。


寒いけどロシアほどではないはず、と思って頑張っています。



この前ふと思い立ち、

昔の日記を読み返してみました。



そこに、数年前に受けたワークショップでアメリカからいらしたあるベテランの先生がおっしゃった言葉が書き留めてありました。



断片的ではありますが、ご紹介しますね。




「それはヨガに求めすぎじゃないですか?」


「わかるまで練習を続けなさい」


「そういう"微妙な感覚"を感じる練習ができるのがヨガのいいところだと思う」




淡々としていますが、深く刺さる言葉です。




すっかり忘れていました。




コロナ禍に入ってから、

私の中でヨガの練習の意味やスタジオの運営に対する姿勢が微妙に変わっていたことに気付きました。



何かあったときこそ冷静に平常心でいられるようにとずっと練習を続けてきたつもりでしたし、


自分でもそれを実践してここまで来たように思っていましたが、


やっぱりいろんな細かいことは変わっていたんだな、と。




しんどい時に追い詰められた心を逃すことはごく自然なことだし、

必要なことでもあったとは思いますが、


乗り越えるためにかえって緊張し、

自分を守るために無意識に物事を複雑化させ、


本当はシンプルでいたいのに、逆の方向へ向かっていたような気がします。



それをおかしいとも悪いとも思いませんが、




「コロナがあってもなくても変わらないもの」というのがあるんじゃないか、


私はそれを見逃しているんじゃないか、



この一年半、自分自身の心の中をじっくり観察してきたと思っていたけれど、


一体、何を見てきたのかなぁ?



と、これらの言葉を読み返した時、思いました。



私が居たかった場所はそこだったのにな、と。


またシンプルなところへ戻りたいと願います。



そして、

ヨガのいいところをきちんと拾い集めてまた生徒さんに伝えなおそうと、改めて思いました。



複雑化しているときに買いました。


ロシアほどは、さむくない。


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